色素スペクトルデータ

高い耐性を持った染料や透明度の高い顔料といったニーズが多く、染料/顔料といった区分けがなくなりつつあると感じています。

耐性付与や色相コントロールを行う場合、有機合成により化合物構造を変化させることが一般的です。

学術的には化合物構造変化による色相や耐性は予測可能なのですが、やはり実際に合成した色素がどんな色なのかを事前に確認してからテストしたほうが時間の無駄になりません。

そこで弊社で有機合成を行う中で確認された色素のスペクトルデータを公開します。

吸収ピークの特徴から周辺化合物を探索しやすくなるのでは、と考えました。

そのまま使える色素ではなく、特徴的なスペクトルデータからさらに化合物を変化させ、目的の色相・耐性を持った色素を生み出せればと考えております。

以上。

※ご興味がありましたら是非弊社色素をご評価頂き、御社の製品品質向上と分散技術発展の一助となればと願っております。